石川県,輪島市

石川県輪島市にある「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」は、能登半島を代表する美しい棚田の景観地です。
海に面した急斜面に大小さまざまな田が階段状に広がり、その数は約1,000枚とも言われます。
夕暮れ時には、田んぼに映る空や海の色が黄金色に染まり、幻想的な光景が広がります。春には田植えの緑、夏には稲の深い緑、秋には黄金色に実った稲穂、冬には雪化粧をした棚田と、四季折々に表情を変えるのも魅力です。
観光客は散策路から棚田を眺めることができ、ライトアップ期間には夜間に幻想的な光景を楽しむこともできます。また、地元では「千枚田米」として有名な良質なお米が作られ、伝統的な農法と美しい景観が共存する、能登の自然と文化を象徴するスポットです。