富山県,富山市

らせん階段をぐるぐると登ると、目の前には富山港や岩瀬の町並みが広がります。
ここは、富山湾に面して建つ高さ24.85メートルの展望台「富山港展望台」。海と街、そして山々を一望できる人気のビュースポットです。
ユニークな形の外観は、近くの琴平神社にある「常夜燈(じょうやとう)」をモチーフにしたもの。
かつて北前船の時代、この常夜燈は港へ帰る船の目印となり、航海の安全を見守っていたといわれています。展望台もその思いを受け継ぎ、海と港の繁栄を願って建てられました。
展望台には常設の双眼鏡があり、晴れた日には立山連峰や能登半島まで望むことができます。
昼間は雄大な海と街並み、夕方には赤く染まる夕焼け、そして夜には港の灯りがきらめく夜景と、時間ごとに異なる美しさを楽しめます。
穏やかな海風に吹かれながら、ゆったりと流れる富山の景色を眺めてみませんか。