
日本を旅行するなら必ず目にすることになるコンビニエンスストア。ちょっとしたお買い物だけでなく、急な買い物に使えたり、お土産にも最適な商品を買えたりと、名前の通り便利なお店です。 本記事では、日本の主要なコンビニエンスストアの紹介に加えて、日本旅行の際にチェックしておきたいコンビニ商品を紹介します。 コンビニ商品を使ったひと味違う楽しみ方や、コンビニ利用の豆知識もあわせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
日本にはさまざまな会社のコンビニエンスストアがあり、主に下記のようなものがあります。
・セブンイレブン:日本の上位3チェーンの1つ
・ファミリーマート:日本の上位3チェーンの1つ
・ローソン:日本の上位3チェーンの1つ
・ミニストップ:コールドスイーツが豊富
・デイリーヤマザキ:パン工房併設
・セイコーマート:北海道をメインに関東の一部にも展開
・NewDays:JRの鉄道駅に出店
なかでも「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」は店舗数が多く、日本で特に有名です。
以下で、人気の3社を詳しく解説します。
日本国内に2万を超える店舗を展開するセブンイレブンは、コンビニ業界の最大手です。
おにぎりやサンドイッチといったコンビニの定番商品に加えて、セブンイレブン系列のプライベートブランド「セブンプレミアム」の商品も売られています。
お菓子類も豊富で、旅行中の休憩用にはもちろん、お土産用にもぴったりな商品が多く揃っています。
店舗には「セブン銀行」のATMも設置されており、日本円を引き出したいときにも便利です。
緑と白、青のストライプ模様が目印のファミリーマートは、「ファミマ」の呼び名で親しまれているコンビニです。「ファミマ!!」や「TOMONY」といった系列店舗もあります。
他企業やキャラクターとのコラボ商品も多く、ホットスナックやスイーツの品揃えが豊富です。
ポイントがたまりやすい点とキャンペーンが多い点で、特に日本の若者の支持を得ています。
青い看板が目印のローソンは、スイーツのクオリティが高く、ホットスナックも人気のコンビニです。
ローソンでは低糖質なパンや食物繊維の多いパンなど、健康をサポートする食品を豊富に扱っており、健康志向の高い人にも人気があります。
「ナチュラルローソン」や「ローソンストア100」、「Air LAWSON」も系列店です。
日本の人気ブランド「無印良品」の商品を取り扱っている店舗もあります。
日本では各社さまざまなコンビニ商品を展開しています。日本のコンビニ大手3社のイチオシ商品と、日本旅行中にチェックしておきたい地域限定のコンビニ商品を紹介します。
セブンイレブンのコンビニ商品を楽しむなら、プライベートブランドの「セブンプレミアム」の商品がおすすめです。
ラーメンの名店「蒙古タンメン中本」の味を再現した「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」や、洋菓子の販売会社「銀のぶどう」と共同開発した「シュガーバターの木」が特に人気があります。
ファミリーマートでおすすめなのは、「ファミチキ」と「フラッペ」です。
「ファミチキ」は骨なしのフライドチキンで、小腹満たしのおやつとしてや、おにぎりやサンドイッチの付け合せとしても購入しやすく人気があります。
「フラッペ」は、ミルクを注いで完成させる商品で、他企業とのコラボも多く、味のバリエーションが多くあります。
ローソンでのお買い物なら、スイーツとホットスナック、低糖質シリーズをチェックしましょう。
ローソンのスイーツはどれもクオリティーが高く、特に「プレミアムロールケーキ」が人気です。
揚げ物メニューで人気の「からあげクン」は、定番の「レギュラー」のほか、辛味のあるものやレモン風味の効いたものなど味の展開が豊富です。
パンやお菓子など「低糖質商品」も品揃え豊富なので、ダイエット中の方や健康を意識したい方もぜひチェックしてみてください。
日本のコンビニ各社では、地域限定商品を置いていることもあります。
たとえば、ファミリーマートでは東海エリア限定で「サンドおむすび 味噌カツ」、関東限定で「ベーコンレタストマトサンド」を販売しています。
時期や地域で扱う商品が異なることもあるので、日本旅行中に地域限定品を見つけたら、ぜひ試してみてください。
コンビニ商品はそのまま食べてももちろんおいしいのですが、日本でのアウトドア体験で、コンビニ商品を使った「焚き火スイーツ」を試してみてはいかがでしょうか?
おすすめのコンビニ商品と焚き火スイーツのアイディアを紹介します。
焚き火やバーベキューで定番の「焼きマシュマロ」。日本のコンビニ商品を使うと、日本らしい味わいの「桜マシュマロスモア」を楽しめます。
用意するのはセブンイレブンで購入可能な「桜マシュマロ」とローソンで購入可能な「リッツクラッカー」です。
クラッカーに桜マシュマロを挟んで焼けば桜の香りが広がるスモアの完成です。
他にも日本らしい味のマシュマロを見つけたら、ぜひスモアにして楽しんでみてください。
日本のコンビニでは生鮮食品や日用品も買えるので、たとえば、セブンイレブンでバナナと板チョコレート、アルミホイルを買えば、焚き火でおいしい「焼きチョコバナナ」が作れます。
作り方は簡単で、アルミホイルにバナナとチョコレートを包み、焚き火に入れるだけです。
焚き火の香りもついた、風味豊かな一品を簡単に作れます。
より日本らしい食の体験をお探しなら、「あぶりだんご」に挑戦してみましょう。
ファミリーマートで購入可能な「やまざき三食だんご」を焚き火で焼くだけの簡単スイーツです。表面をカリカリに焼くと香ばしさも出て、そのまま食べるのとはまた違った味わいになります。
元々の串では短いので、焚き火やBBQ用のスティック串に刺して焼くのがおすすめです。
コンビニ商品で焚き火スイーツを楽しむなら「焼きガトーショコラ」もおすすめです。
用意するのは、日本のセブンイレブン限定で買える「セブンカフェ」シリーズの「カカオ香るくちどけ 濃厚ガトーショコラ」。そのまま食べてもおいしいガトーショコラを少し焼くと、まるで出来立てのような味わいになります。
日本のキャラメルで「焼きキャラメル」もいかがでしょうか?
ミルクキャラメルや塩キャラメルは、日本のコンビニならいくつかは売られているものです。
おすすめはローソンで購入できる「森永ミルクキャラメル」。そのまま焼いて食べるのもおすすめですが、クラッカーやビスケットの間にマシュマロと一緒に挟めば、キャラメルスモアにもできます。
日本の昔ながらのスイーツ「干し芋」を焚き火で炙れば、香ばしさもあるお芋スイーツを楽しめます。
干し芋商品のおすすめはファミリーマートの「とろあま干し芋」です。
コンビニ商品では日本のブランド芋を使った干し芋商品も手に入るので、食べ比べしてみるのも楽しいでしょう。
やさしい甘さなので、甘いものが苦手な方やお子さんへのおやつにもおすすめです。
日本の定番お菓子「カントリーマアム」を火で炙ると、中のチョコレートがとろけて、まるでフォンダンショコラのようになります。
より日本らしい味を求めるなら、ローソンで手に入る「カントリーマアムmini 抹茶あずき」を探してみてください。ほかにも期間限定の商品があればぜひ試してみてください。
日本のコンビニのスイーツ棚やパン棚のあたりで必ず見つかる「バウムクーヘン」で「焼きバウムクーヘン」もいいでしょう。
コンビニでは、食べきりサイズのバウムクーヘンのほか、大入りパックも置いてあることがほとんどです。
食べきりサイズで試すならセブンイレブンの「ふわふわバウムクーヘン」をおすすめします。
焚き火で焼くと表面がカリカリになり、まるで焼きたてを食べているようになります。
日本らしい抹茶味や季節限定の味があるか探してみるのもおすすめです。
甘いものばかりでなく塩気のあるものも欲しいという場合は、するめやジャーキーなどのおつまみを炙るのもおすすめです。
ファミリーマートの「かむほど旨いあたりめ」や「スパイシーなビーフジャーキー」など、日本のコンビニ各社ではおつまみ商品も品揃え豊富なので、いくつか焚き火であぶる用に購入してもいいでしょう。チーズもちょっと炙るとおいしいおつまみになります。
>ここで紹介したコンビニ商品を使ったアウトドアスイーツも楽しめる「焚き火ができるグランピング施設」については下記もご覧ください。
日本のコンビニを利用するにあたって、知っておくと便利なことを紹介します。
日本のコンビニの「1つ買うと1つ無料」の案内には条件がある点を理解しておきましょう。
キャンペーンの謳い文句は「商品を2つレジに持って行けば1つが無料」のように見えますが、多くの場合、キャンペーンの内容は、特定の商品を1つ買うと、翌週に同じ商品または関連商品に使える無料クーポンがもらえるというものです。
購入の際はキャンペーン詳細をよく確認するか、店員に確認すると安心です。
日本のコンビニに設置されているコピー機は、コピーやスキャンだけでなく、コンサートやスポーツ観戦など、さまざまなチケットの購入や発券が可能です。
操作も簡単なので、ぜひお買い物と一緒に利用してみてください。
日本のコンビニは、店舗数が多いこともあり、旅行者にとってもとても便利な存在です。
食料品はもちろん、日用品や酒類、雑誌の取り扱いもあり、ひと通りのものをそろえられるうえ、おみやげ探しにも使えます。
各社コンビニで主力商品に加えて、特徴のある商品を展開しているので、日本旅行の際はぜひ立ち寄ってみてください。
この記事で紹介した内容も参考に、ぜひコンビニ各社のイチオシ商品をおさえつつ、アウトドアの機会にはコンビニ商品のアレンジスイーツを楽しんでみてください。
グランピングコラム