
台湾での中秋節といえば、家族や仲間と一緒にBBQを楽しむのが定番です。 中秋節の時期を日本で過ごすのであれば、そんなBBQの習慣を日本らしい雰囲気と合わせて楽しんでみるのはいかがでしょうか? 「グランピング施設」でのBBQなら、日本の自然の中で、中秋の月を眺めながらBBQを楽しめます。 本記事では、中秋節にグランピングBBQがおすすめな理由や、中秋節BBQのためのグランピング施設の選び方、おすすめのグランピング施設を紹介します。 日本での中秋節を存分に楽しむための参考として、ぜひ最後までご覧ください。
目次
そもそものところですが、中秋節のBBQの習慣は、実は台湾独特のものだとご存知ですか?
理由は諸説ありますが、台湾でBBQをする習慣ができたのは、1980年代の醤油メーカーの広告がきっかけだといわれています。
醤油メーカーの「味全」が「一家烤肉三家香」というキャッチコピーを付けた広告を出すと、また別の醤油メーカー「萬家香」がキャッチコピーを使ってCMを放送。その後、「金蘭」が焼き肉のタレのCMを流したことや、「家楽福」のバーベキューセットの販売が中秋節の時期に重なったことが影響して、中秋節にBBQを食べる習慣が根付いたといいます。
それ以前からアウトドアでBBQを楽しむ習慣があったともいわれており、それも台湾の中秋節のBBQ文化につながっているようです。
中秋節の時期に日本への旅行を計画しているなら、BBQはグランピング施設でするのがおすすめです。中秋節にグランピングBBQがおすすめの理由を3つ紹介します。
グランピング施設では、テント設営や片付けの手間がなく、気軽にアウトドア体験ができるのが魅力です。BBQ設備も揃っているため、手ぶらでBBQを楽しめます。
中秋節の時期は、日本では暑さが落ち着き、アウトドアでも過ごしやすい気候となるため、自然の中でBBQや焚き火を楽しむのにもぴったりです。
月を眺めながら家族や友人と過ごす中秋節を日本のグランピング施設で過ごせば、日本の自然も感じる贅沢なひと時を過ごせます。
場所によっては満天の星や、富士山、湖のある景色とともに日本の自然を楽しめ、贅沢食材を使ったBBQも組み合わせれば、非日常的な時間を存分に味わえます。
グランピング施設では、1棟貸切のドームテントやヴィラなどで、大切な人と贅沢な時間を過ごせます。
BBQスペースやダイニングスペースが設けられていることがほとんどで、周りを気にせず、プライベートな空間で家族や仲間との時間を過ごせるのが魅力です。
中秋節を日本で過ごすなら、みんなでグランピングBBQを楽しみながら、自然の中でリラックスして特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
中秋節のBBQを日本で楽しむために、グランピング施設選びでのポイントを解説します。
日本で中秋節のグランピングBBQを検討するのであれば、BBQ付きプランの内容や、食材の持ち込みが可能かをチェックしましょう。
豪華なBBQメニューでは、地元食材を活かしたメニューのなかでも、海鮮をメインにしているところや、地元の名物料理をメインにしているところなど、施設によりプラン詳細が異なります。施設の立地と合わせて、BBQプランの詳細も確認するようにしましょう。
また、日本らしい食材を自分で用意してBBQをしたい場合は、食材の持ち込みが可能かも事前に確認する必要があります。
中秋節にBBQを楽しむなら、天候に左右されずにBBQできる設備が整っているかチェックすることも、グランピング施設選びでは重要なポイントです。
中秋節の時期の日本は比較的天気が安定しているとはいえ、突然の雨や台風の影響でBBQができなくなってしまっては、せっかくの機会が台無しです。
屋根付きや風よけのあるスペース、あるいは個室タイプのBBQスペースがあるかを事前にチェックして選ぶようにしましょう。
小さな子どもがいる場合は、ダイニングスペース付きの施設を選ぶと、子どもがBBQ中に火に触れる心配もなく安心です。
アウトドア初心者の方も安心して過ごせるだけでなく、みんなで落ち着いて過ごせるダイニングスペースの有無もチェックしておくとよいでしょう。
日本旅行で中秋節BBQを楽しむのにおすすめのグランピング施設を7つ紹介します。
「五氣里」では、フルリノベーションした古民家を、1棟貸切で滞在できます。最大13名での宿泊が可能で、中秋節に合わせた家族・親族旅行にも最適。客室は他にもスタンダードタイプやドームテントタイプがあり、どの客室も天然温泉付きです。
BBQプランでは、ステーキに伊勢海老、サザエ、地元素材のパエリアなど、千葉の食材を存分に楽しめます。
「カノア 富士山中湖 グランピングリゾート」は富士山を望む立地にあり、中秋節のお月見を富士山と一緒に楽しめる施設です。
BBQプランでは、山梨の新鮮食材がたっぷり使われた「グランピングBBQ」や、甲州牛・富士桜ポークの希少部位を味わえる「厳選プレミアムBBQ」を用意しています。
食材持込みのBBQも可能なので、中秋節の定番BBQサンドイッチ用に富士山麓の水を使ったパンを試してみるのもいいかもしれません。
静岡県・伊豆市の「~中伊豆フィッシングリゾート~ Gran In」も客室温泉完備のグランピング施設です。魚の掴み取りや農業収穫体験など、子どもも楽しめるアクティビティが豊富に用意されています。
BBQ付きプランでは、「肉メイン」や「海鮮メイン」のプランを選べて、贅沢に中秋節のBBQを楽しめます。キッズメニューもあり、子どもも大人も存分に楽しめる施設です。
「臨空の宿 MARUYA Izumisano」は、1棟貸切で最大19名までの宿泊が可能です。和室と洋室がそれぞれ3室あり、中秋節に合わせたグループ旅行や家族旅行にも最適な施設です。
屋上のテラススペースで好きな食材を持ち込んでオリジナルBBQを楽しめるだけでなく、出張板前寿司で贅沢パーティースタイルにすることもできます。
中秋節の月と日本最大の湖・琵琶湖のコラボレーションを楽しむなら「レイクサイドリゾート&カフェ AFUMI KITAKOMATSU」がおすすめです。
客室はドームテントタイプとヴィラタイプがあり、プライベート露天風呂付きもあります。
BBQプランは「スタンダード」と「プレミアム」の2つのプランがあり、BBQスペースは雨が降ってもBBQができる屋根付きです。
全室源泉かけ流し温泉付きのグランピングリゾート「GRAN LAKE TOTTORI~グランレイク鳥取」なら、日本の温泉文化も中秋節のBBQも一緒に楽しめます。
東郷湖を望むロケーションで、新鮮な地元食材や鳥取の名産牛を味わうグランピングディナーを楽しみましょう。
全室オーシャンビューの「糸島グランピング SDGsヴィレッジ-地球MIRAI ミライ-」も中秋節の日本旅行での滞在先におすすめです。
BBQ付きプランでは、特選黒毛和牛や牧草牛の赤身肉を味わえるプランのほか、規格外となった良質な肉をリーズナブルな価格で味わえる「地球MIRAI BBQコース」や施設の裏山で捕獲した猪や鹿などを用意した「糸島のジビエBBQコース」があります。
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台湾ではおなじみの中秋節BBQも、日本のグランピングスタイルなら、非日常的で贅沢な時間を楽しめます。
日本の自然、アウトドア体験でのお月見、グランピングBBQと、すべて必要なものが揃うグランピング滞在で、日本の文化とともに台湾流の中秋節を楽しみましょう。
月間約100万人が訪れるグランピング専門メディア「リゾートグランピングドットコム」編集部。これまでに累計150本以上のグランピング施設紹介記事や体験レポートを執筆し、グランピング施設の企画・開発から運営、集客コンサルティングまでを幅広く手掛ける。
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