到着して敷地内に足を踏み入れると、緑豊かな大自然をバックに並ぶ白いグランピングテントが目に入り、さらにワクワク感が高まっていきます。

非日常の世界が目の前に広がっている…まさにそんな気分になります。


テントは、実際に中へ入ると見た目以上に広く、なによりおしゃれでびっくり。

冷暖房も完備で快適な空間になっています。

とはいえ、テントの一部は外の自然が眺められるスケルトン仕様。

アウトドアな雰囲気はしっかり味わえます。

ということで到着後は、まずテント内でゆっくりリラックスしました。

まるで森の中にいるような気分が味わえるフォレストビュードーム、一区画にテント3張がある定員8名のトリプルベース、川沿いに建つスタンダードドームとテントタイプは全部で3種類。

どのテントサイトにも、ドームの外側にはデッキテラスやBBQ用の専用スペースであるガゼボがあって、外でもくつろげるようになっています。


個人的には川に面したスタンダードドームがお気に入りに。

川のせせらぎを聞きながら、デッキで飲むコーヒーは格別です！

2杯目は、マグカップ片手に川に足をつけて、自然の中でティータイムといこうかな♪

「グランピングといっても、やっぱりキャンプ同様アウトドアを楽しむものなので、お風呂やトイレはあまり期待できないかも」なんて思っていたのですが…。

敷地内にちゃんと清潔なシャワールームとトイレが設置されていて、シャンプーやコンディショナー、ボディーソープなどのアメニティもちゃんと用意されていました！


しかもシャワーでは物足りないという人や、アウトドアでもゆっくりお風呂に浸かりたいという人には、貸切温泉「海-KAI-」が用意されています。


子ども連れのご家族でも利用しやすいように、敷地から歩いてすぐの場所にある管理棟の中に2つあります。
貸切温泉のお湯は有馬温泉と同じ、あの茶褐色の湯で知られる金温泉…なんとも贅沢ですね。

食事は持ち込みもできるそうなのですが、せっかくなのでグランドームが提供するグランピングBBQをいただくことに。

すると、びっくりするほどゴージャスな食材が運ばれてくるではありませんか！

存在感を放つ国産黒毛和牛に、肉厚のベーコン、ソーセージは天橋立産だとか。



目にも鮮やかなスキレット料理やサラダには、グランドームのある京都・宮津で採れた魚介類や自家農園で採れる野菜を主に使っているそうです。
旅先でその土地ならではのものが食べられるなんて、旅が2倍楽しくなります。

辺りがすっかり暗くなると、テントエリアにはキャンプファイヤーが焚かれ、敷地全体が昼間とは違う落ち着いた雰囲気に。

キャンプファイヤーの横には、アルコールを提供してくれるキッチンカーも登場し、さながら森の中に佇む隠れ家バーのよう。

食事を終えた宿泊者が一人ふたりと集まってきて、子どもから大人までみな思い思いの時間を過ごしていました。

何とも言えない贅沢な時間が流れていましたよ。


ちなみにテントサイトでは個別に焚火が楽しめるようになっています♪
辺りがシーンと静まり返る中、赤々と燃える炎を眺めながら、ひとり物思いにふけるのも良いですし、夫婦や恋人、友達同士でいすを並べて語り合うのもステキだな…と思います。


大自然の中に身を置き、大人のグランピング時間を過ごしたグランドームでの2日間。
心身ともに癒されて元気になって、家路へ着いたのでありました。