
2026年7月15日

日本の紅葉狩り(もみじがり)といえば、どこが思い浮かびますか?毎年秋になると、富士山の麓に広がる「河口湖」は日本屈指の紅葉の名所へと姿を変えます。この記事では、大人気の「河口湖紅葉回廊」や湖面に映る逆さ富士の撮影スポット、富士山周辺の賞楓(紅葉狩り)ルートを分かりやすく徹底解説!最も美しい季節に、鮮やかな紅葉と雪化粧を始めた富士山が織りなす絶景をカメラに収めるための完全ガイドをお届けします。
目次
日本の紅葉というと京都を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は河口湖をはじめとする富士山周辺は、他にはない唯一無二の紅葉スポットです。ここは標高が適度で湖面が広大なため、秋になるとモミジ、クヌギ、イチョウなどが赤や黄に美しく染まり、その紅葉が湖面に映り込む壮大な景色が広がります。さらに、秋の澄んだ空気の中でくっきりと見える富士山の白い雪頂、木々の赤や黄色、湖の青が織りなす三色のコントラストは、京都や東京の市街地では決して出会えない特別な風景です。
| 項目 | ポイント | 備考 |
|---|---|---|
| 紅葉のベストシーズン | 11月上旬〜中旬 | その年の気温により多少前後します |
| 主要スポット | 河口湖紅葉回廊 | 約150m続く見事な紅葉トンネル |
| 必見の絶景ショット | 紅葉 + 逆さ富士の倒影 | 風のない穏やかな清晨(早朝)がベスト |
| 大人気イベント | 富士河口湖紅葉まつり | 夜間は幻想的なライトアップを開催 |
| おすすめの移動手段 | 河口湖周遊バス(グリーンライン) | 「紅葉回廊」バス停下車ですぐ |
河口湖紅葉回廊は、富士山エリアで最も人気を集めるエリアです。梨川(なしかわ)の両岸に沿って巨大な古木のモミジが立ち並び、秋になると辺り一面が火の海のような真っ赤な「紅葉トンネル」を作り出します。

紅葉回廊は例年11月上旬から色づき始め、11月中旬に最も美しいピーク(見頃)を迎えます。この時期に合わせて約2週間、大人気の「富士河口湖紅葉まつり」が開催されます。週末の午前10時を過ぎると大変多くの観光客で賑わうため、混雑のない静かな紅葉トンネルを撮影したい方は、早朝の時間帯を狙って訪れるのがおすすめです。
紅葉まつりの期間中、日没を迎えると回廊全体にライトが灯され、闇夜に浮かび上がる艶やかな紅葉が楽しめます。昼間の爽やかな雰囲気とは一転し、川面に映し出される幻想的な灯りと紅葉の影は、まるで夢の世界のよう。多くの写真愛好家が夕方まで現地に留まるのも納得の美しさです。
紅葉まつりの会場周辺には多くの屋台が出店し、アツアツの「焼き団子」や「みそ田楽」、冷えた体を温めてくれる「甘酒」などが販売されます。美味しいローカルフードに舌鼓を打ちながら、ふと見上げれば壮大な富士山がそびえ立つ――これぞ河口湖ならではの贅沢な時間です。温泉饅頭(おんせんまんじゅう)や富士山モチーフの限定お土産を買いながら、子供連れのファミリーも安心して歩き回ることができます。
新宿駅(バスタ新宿)から直行の高速バスを利用すれば、約1時間45分で河口湖駅に到着します。紅葉シーズンは非常に人気の路線となるため、事前のオンライン座席予約が必須です。
JRパス(JR Pass)をお持ちの方は、JR中央線で大月駅(おおつきえき)まで行き、そこから「富士急行線」に乗り換えて河口湖駅を目指します。車窓から富士山や山肌が秋色に染まる様子を眺めることができるため、鉄道旅が好きな方にぴったりです。
シニア世代のお年寄りや小さなお子様連れのファミリーには、チャーターカーやレンタカーでの移動が一番快適です。ただし、紅葉の最盛期は周辺道路が大変混雑するため、出発時間は早めに設定しておきましょう。現地に到着した後は、便利な「河口湖周遊バス」を利用し、「紅葉回廊」バス停で下車するのが最もスムーズです。
東京から河口湖へのアクセスは非常に便利です。普通列車や特急列車のほか、高速バスを利用してアクセスすることもできます。高速バスの運賃は、多くの路線で約2,200円となっており、運行ルートは主に以下の3種類に分かれています。
また、多くの路線ではクレジットカードやPayPay、Alipay(支付宝)などのキャッシュレス決済にも対応しています。詳細は以下のウェブサイトをご確認ください。

河口湖の北岸に位置する「大石公園(おおいしこうえん)」や「長崎公園」周辺は、湖面に富士山が上下対称に映る「逆さ富士」の聖地です。風のない穏やかな早朝、鏡のような湖面に紅葉と富士山が同時に映り込む景色は、まさに絵葉書そのものの美しさ。秋の大石公園では、真っ赤に紅葉した「コキア(地膚)」のモコモコとした可愛らしい姿も一緒に撮影できます。
紅葉トンネルの中央に立ち、両脇の真っ赤なもみじを「額縁(フレーム)」のように見立てて、その奥にそびえる富士山を配置する構図は、SNSでも特に目を引く人気の1枚になります。撮影する際は、カメラやスマートフォンを手前の紅葉に近づけ、前ボケ(前景の紅葉を少しぼかす)を作ることで、遠くの富士山が強調され、奥行きのある立体的な写真に仕上がります。

「もっと静かに紅葉の絶景を堪能したい」という方には、富士五湖の中でも比較的観光客が少ない西湖や精進湖がおすすめです。特に西湖にある「紅葉台展望所」からは、見渡す限りの広大な紅葉と、その先に広がる湖、そして富士山を一望できる圧巻のパノラマビューが楽しめます。

富士山と紅葉の絶景を一度に堪能できる、河口湖エリアに新しくオープンしたラグジュアリーなグランピング施設です。バリエーション豊かなドーム型テントが揃い、全客室に富士山麓の貴重な天然鉱泉(高濃度バナジウム温泉)を使用した贅沢な客室風呂を完備。さらにプライベートサウナや、お酒好きにはたまらないBAR(バー)でのフリードリンクサービスも提供しています。ディナーにはブランド牛である「甲州牛」の肩ロースを使った贅沢なすき焼きや、本格BBQセットをご用意。夕暮れ時には敷地内のキャンプファイヤーを囲みながら、美しい紅葉を眺める極上のリゾートタイムを過ごせます。

富士山・河口湖畔に位置する、大人数での旅行にも最適な高級グランピングリゾートです。広々としたドームテントのほか、1棟丸ごと貸切可能なプライベートコテージも併設。敷地内には全天候型のラグジュアリーなダイニングスペースがあり、柔らかな最高級の「甲州牛リブ肉」や国産牛のロースを贅沢に使った本格的な網焼きBBQが楽しめます。施設から車で約10分の湖畔ではカヌーやカヤック体験ができるほか、周囲の神秘的な森を巡りながら色鮮やかな紅葉を満喫でき、アクティビティ派の旅行者にもぴったりです。

山梨県南東部の富士五湖エリア(山中湖)に位置する、おしゃれなプライベートキャビンで特別な宿泊が体験できる施設です。チェックインからチェックアウトまで、すべての時間を各棟に用意された完全プライベートな空間で過ごすことができます。
山中湖での様々なアウトドアアクティビティを体験できるだけでなく、各棟には専用のバーベキュー(BBQ)スペースを完備。家族や友人と一緒にプライベートな肉料理を満喫できます。周辺にも美しい紅葉スポットが点在しており、秋の旅に最適です。
A1. 例年、11月上旬〜中旬が最も美しい見頃となります。ただし、その年の秋の気温によって前後するため、出発前には必ずリアルタイムの紅葉開花情報を確認して、一番綺麗なタイミングを逃さないように計画しましょう。
A2. 週末を避けて「平日の早朝」に行動するのが一番の効果的な方法です。また、観光客で賑わう河口湖から少し離れた「西湖」や「精進湖」エリアへ足を延ばすと、落ち着いて静かに紅葉の写真を撮ることができます。一番の裏技は富士山の麓に1泊すること。日帰り観光客が帰った後の夜のライトアップや、翌朝の静かな湖畔の絶景を独り占めできますよ。
A3. いいえ、河口湖周辺は整備されているため、お年寄り連れでも安心して楽しめます。ただし秋の湖畔は冷え込むため、防寒着をしっかり用意しましょう。湖畔の遊歩道沿いには多くのベンチが設置されているほか、近くにきれいな公衆トイレやコンビニ、カフェも豊富にあるため、こまめに休憩を挟みながらゆったりと散策することができます。
11月中旬の最も美しい紅葉のピークを狙い、河口湖の「紅葉回廊」や北岸の「逆さ富士」を巡りつつ、少し足を延ばして「新倉山浅間公園」や「忍野八海(おしのはっかい)」を観光するルートは、秋の富士山を巡る最高の旅プランです。この美しい季節を100%満喫するなら、日帰りではなく富士山の麓に宿泊し、清々しい早朝の空気の中で無人の紅葉リフレクション(倒影)を独り占めするのがおすすめです。今回ご紹介した「KAWAGUCHIKO BASE DOME GLAMPING NOBORISAKA」や「Glamping B&V Mt.Fujikawaguchiko」などの特別な宿を今すぐ予約して、富士山と紅葉が織りなす極上の秋の景色を、大切な人と一緒に心ゆくまで堪能してください!

月間約100万人が訪れるグランピング専門メディア「リゾートグランピングドットコム」編集部。これまでに累計150本以上のグランピング施設紹介記事や体験レポートを執筆し、グランピング施設の企画・開発から運営、集客コンサルティングまでを幅広く手掛ける。