
2026年9月3日

2026~2027年の冬は、太平洋で1950年の観測開始以来、特に強いエルニーニョ現象が発生するとされています。日本の気象機関では、今年の冬は日本全体で暖冬傾向となり、寒気の強さも弱くなる可能性があり、北陸・東北などの例年雪が多い地域では、降雪量が平年を下回る可能性があります。一方、北海道は緯度が高いため、冬の降雪の安定性は全国でも比較的高い地域です。また、富士山など標高の高いエリアでは、暖冬の影響を大きく受けにく、雪化粧した山頂の景色を楽しめる可能性があります。この記事では、日本各地の2026~2027年冬の降雪傾向をエリア別に紹介します。
日本の気象庁の速報によると、2026年春頃から始まったエルニーニョ現象が強まり、7月の対象海域の海面水温は基準値を2.5℃上回り、1950年以降の同月としても非常に高い水準となっています。気象機関では、海面水温の偏差が過去最高水準となる可能性もあると評価されています。
日本の気象庁:https://www.data.jma.go.jp/multi/index.html?lang=cn_zt
| 地域 | 降雪傾向 | 注意点 |
|---|---|---|
| 北海道 | 全国でも降雪の安定性が高い | 初雪が遅れる可能性があり、年末年始以降~2月頃が比較的安心 |
| 東北 | 暖冬となる可能性が高い | 樹氷などの雪景色を楽しめる期間が短くなる可能性 |
| 北陸・甲信越 | 豪雪地域だが降雪量は少なめの可能性 | 標高の高いスキー場は比較的安定する一方、山麓では積雪量が変化しやすい |
| 関東・富士山周辺 | 平地では降雪が少ない一方、山頂への影響は比較的小さい | 富士山は11月頃から雪化粧の季節となり、山頂の雪景色は暖冬の影響を受けにくい |
| 東海・近畿 | 平地では時々降雪 | 京都北部や兵庫北部の山間部では雪景色を楽しめる可能性あり |
| 中国・四国・九州 | もともと降雪確率が低い | 暖冬の影響は比較的小さく、温泉やグルメを中心にした旅行がおすすめ |

北海道は緯度が高く、冬の気温そのものが氷点下まで下がる地域が多いため、暖冬の年でも他地域と比べて降雪量への影響が比較的小さいと考えられます。留寿都エリアでは「Hokkaido Rusutsu Glamping Snow Pod」に注目。冬にはスキーやウィンタースポーツと、豪華なグランピングステイを一緒に楽しめます。

山形県の蔵王樹氷や青森県の八甲田山などの雪景色は、安定した低温と十分な湿気によって形成されます。暖冬の年には、樹氷が形成される時期がやや遅れたり、見頃の期間が短くなったりする可能性があります。一方、標高の高い蔵王などの温泉・山岳エリアでは、比較的雪景色を楽しみやすいと考えられます。
蔵王樹氷:https://www.kankou.yamagata.yamagata.jp/zao/jyuhyo/

石川、富山、長野、新潟などは、日本海側を代表する豪雪地域です。過去のエルニーニョ現象が発生した冬には、このエリアで降雪量が少なくなる傾向が見られることがあります。長野県の志賀高原や白馬など、標高の高い大型スキーリゾートは比較的雪が安定しやすい一方、山麓では積雪量が変化しやすいため、旅行前に最新の雪・道路情報を確認することが重要です。

東京や横浜など関東平野では、冬でも雪が降る機会はそれほど多くなく、暖冬の年には市街地で積雪する可能性がさらに低くなる傾向があります。一方、富士山や周辺の河口湖、山中湖などでは、11月頃から雪化粧した富士山を楽しめる季節に入ります。富士山を眺めながら露天風呂に入り、雪化粧した山頂を楽しむ旅行もおすすめです。

名古屋、大阪、京都などの平地では冬でも雪が降ることはそれほど多くありませんが、年によっては短時間の降雪や初雪が観測されることがあります。一方、近畿北部や岐阜県の山間部では、冬になるとまとまった積雪となることもあります。
公式サイト:https://dogo.jp/

中国、四国、九州の多くの地域では、冬でも比較的温暖な気候となるため、市街地で雪が降ること自体が珍しいエリアです。暖冬の年でも旅行への影響は比較的小さく、雪景色を目的とするよりも、温泉、グルメ、海沿いの宿泊施設などを中心に旅行を計画するのがおすすめです。

河口湖エリアに位置する豪華グランピングリゾートで、客室タイプを問わず富士山の景色を楽しめます。河口湖ではカヌーなどのアクティビティを体験できるほか、周辺には富士急ハイランドや大石公園などの人気観光スポットもあります。冬には客室専用サウナや、高濃度バナジウム天然水を使用した温浴設備で、寒い季節ならではのリゾートステイを楽しめます。

長野県南部の阿智村に位置する、自然の中で贅沢な滞在を楽しめるグランピング施設です。全天候型の独立したトイレ・シャワールームを完備しているほか、専用BBQスペース、アウトドア遊具、ドラム缶サウナなど、アウトドアを満喫できる設備が充実しています。夕食には、南信州産の国産サーロインステーキや信州プレミアム牛のサーロインステーキ、アルプスサーモンのグリルなど、信州ならではの食材を使った料理を味わえます。
気象機関の資料によると、今回のエルニーニョ現象が冬まで続く確率は100%に達しています。過去の経験から、エルニーニョの年は日本全体で暖冬になる傾向があり、寒波の強度も弱くなりますが、実際の天候は北極振動などの要因にも影響されるため、最終的には11月、12月になってから、より明確になるでしょう。
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の中部から東部にかけて海面水温が平年より高い状態が続く現象です。この現象によって地球規模の大気循環が変化し、日本では冬の寒気が弱まり、気温が平年より高くなる傾向があります。
可能性は低いと考えられます。北海道は緯度が高く、冬の気温がもともと低いため、暖冬の年でも主要なスキーリゾートでは雪が比較的安定しています。北陸や東北などと比べても、北海道は冬のスキー旅行先として比較的安定した地域です。
富士山は標高3,000mを超えるため、例年11月頃から雪が積もり始め、春頃まで雪化粧した山頂を楽しめます。暖冬の年には山麓の平地で雪が少なくなることがありますが、標高の高い富士山頂では雪景色を楽しめる可能性が高いでしょう。
見られる可能性はありますが、例年より見頃が短くなったり、時期が遅れたりする可能性があります。蔵王や八甲田山など標高の高いエリアを訪れ、1月中旬から2月頃を中心に旅行を計画するのがおすすめです。
関東ではもともと冬の降雪確率が高くないため、暖冬の年は市街地で積雪する可能性も低くなります。ただし、短期間の強い寒気が流れ込むことで、雪が降る可能性を完全に否定することはできません
日本の気象庁では、寒候期予報を例年9月下旬頃に発表しています。その後、10月に発表される3か月予報などで内容が更新される場合があります。
2026~2027年の冬は、強いエルニーニョ現象の影響により、日本全体では暖冬傾向となり、寒気の強さも弱くなる可能性があります。北陸、東北、甲信越などの例年雪が多い地域では、降雪量が平年を下回る可能性がありますが、北海道や富士山など標高の高いエリアでは、暖冬の影響が比較的小さいと考えられます。雪景色を目的とした旅行では、地域だけでなく標高や旅行時期も重要です。最新の気象情報や積雪状況を確認しながら、北海道のスキーリゾート、東北の樹氷、北陸・長野の雪景色、富士山の雪化粧など、それぞれの地域に合った冬の旅行プランを組み立てましょう。

月間約100万人が訪れるグランピング専門メディア「リゾートグランピングドットコム」編集部。これまでに累計150本以上のグランピング施設紹介記事や体験レポートを執筆し、グランピング施設の企画・開発から運営、集客コンサルティングまでを幅広く手掛ける。