
2026年9月8日

伊勢神宮では20年に一度、すべての社殿を新しく建て替え、御神体を新しい社殿へお遷しする「式年遷宮」が行われます。約1300年もの歴史を受け継ぐ、日本最大級の神事です。 前回の第62回式年遷宮は2013年に行われ、約1,400万人もの参拝者が伊勢を訪れました。そして現在は、第63回式年遷宮(2033年)の準備が進められています。 この記事では、伊勢神宮の正しい参拝順序をはじめ、外宮・内宮の見どころ、御朱印や御守、おかげ横丁・伊勢志摩グルメ、さらにおすすめの宿泊施設まで詳しくご紹介します。
目次
伊勢神宮は一般的な一つの神社ではありません。
正式には125社から構成される神宮全体を指し、その中心となるのが「皇大神宮(内宮)」と「豊受大神宮(外宮)」の二つの正宮です。
さらに14の別宮、109の摂社・末社・所管社を合わせて、合計125社で構成されています。
| 外宮(豊受大神宮) | 内宮(皇大神宮) | |
|---|---|---|
| 御祭神 | 豊受大御神 | 天照大御神 |
| 神様の役割 | 天照大御神の食を司る神 | 日本神話の最高神・皇室の祖神 |
| 参拝順序 | 先に参拝 | 後に参拝 |
| 第一別宮 | 多賀宮 | 荒祭宮 |

写真提供:神宮司庁
伊勢神宮では、まず外宮を参拝し、その後に内宮を参拝するのが正式な順序です。
これは迷信ではなく、古くから受け継がれてきた神宮の祭祀制度によるものです。
外宮の御祭神である豊受大御神は、内宮の天照大御神のお食事を司る神様です。
そのため、伊勢神宮の祭典はすべて外宮で先に執り行われ、その後に内宮で行われます。この伝統は「外宮先祭(げくうせんさい)」と呼ばれています。
昔の参拝者は、まず二見浦の二見興玉神社で海水による禊を行い、その後伊勢神宮へ向かいました。
ここには伊勢志摩を代表する景勝地「夫婦岩」もあります。

写真提供:神宮司庁
外宮・内宮の正宮では、多くの人が願い事をします。
しかし本来、正宮は神様へ感謝を伝える場所です。
天照大御神や豊受大御神へ日々の感謝を伝えることが良いとされています。
では願い事はどこでするのでしょうか。
第一別宮で祈願するのが、地元の信仰による伝統です。

写真提供:神宮司庁
伊勢神宮は年間を通じて朝5時に開門します。
閉門時間のみ季節によって異なります。
| 期間 | 参拝時間 |
|---|---|
| 1〜4月・9月 | 5:00〜18:00 |
| 5〜8月 | 5:00〜19:00 |
| 10〜12月 | 5:00〜17:00 |
※年末年始は特別時間となるため、事前に公式サイトをご確認ください。
なお、御朱印や御守の授与は午前6時頃から開始されます。
朝5時に参拝しても、6時頃までは御朱印・御守を受けることはできません。
伊勢神宮には様々なお守りがあります。
| 御守 | ご利益 |
|---|---|
| 御守 | 健康・幸福 |
| 開運鈴守 | 開運(鈴付き) |
| 交通安全御守 | 交通安全・旅行安全 |
| 学業御守 | 学業成就・合格祈願 |
| 厄除御守 | 厄除け・災難除け |
| 安産御守 | 安産祈願 |
| 守祓 | 健康・幸福 |
| 海幸守 | 海上安全・大漁祈願 |
公式サイト:https://www.isejingu.or.jp/visit/amulet/naiku.html#amulet

写真提供:三重県観光連盟
伊勢志摩を代表する高級食材です。
禁漁期間は毎年5月頃から9月中旬までのため、旬は秋から冬。
お刺身、鬼殻焼き、味噌汁などが定番です。

写真提供:三重県観光連盟
三重県を代表するブランド牛で、日本三大和牛の一つです。
おはらい町では松阪牛の握り寿司やコロッケなどの食べ歩きグルメも人気。
本格的なステーキやすき焼きを味わうなら、伊勢市内や松阪市がおすすめです。

写真提供:三重県観光連盟
鳥羽市の浦村、志摩市の的矢は関西でも有名な牡蠣の産地です。
冬限定で営業する「牡蠣小屋」では食べ放題を楽しめます。

伊勢志摩・賢島エリアにある人気のグランピング施設。
SUP、カヤック、釣り、シュノーケリングなど豊富なアクティビティに加え、専用BBQスペース、テントサウナ、20種類以上のカクテルが楽しめる星空バーもあります。
ハーゲンダッツのサービスも人気です。

三重県の美しい夕日と星空を楽しめるエリアに位置し、地域最大級の広さを誇る客室を備えた豪華なプライベートヴィラです。プライベートサウナをはじめ、野菜マルシェやプライベートプールも用意されています。
夕食では、松阪牛のフィレ肉、国産牛カルビ、伊勢健康豚の肩ロース、伊勢海老、黒毛和牛など、豪華な食材を味わえます。「日本の夕陽百選」に選ばれたエリアで、美しい星空を眺めながらBBQを楽しめる特別な宿泊施設です。
いいえ。
参拝は午前5時からできますが、御朱印・御守の授与は午前6時頃からです。
参拝後、6時以降に神楽殿へ向かいましょう。
ありません。
むしろ今だからこそ価値があります。
式年遷宮までの期間には、お木曳行事やお白石持行事など、20年に一度しか見られない過程を体感できます。
伊勢神宮では1300年以上にわたり、20年ごとに社殿を建て替え、その技術と信仰を次の世代へ受け継いできました。
この伝統そのものが、日本でも類を見ない文化と言えるでしょう。
2026年から2033年の式年遷宮までの期間は、その歴史が動いている瞬間を目にできる貴重な時期です。
伊勢神宮を訪れる際は、まず外宮、そして内宮の順に参拝し、朝5時から参拝、御朱印は6時以降という時間も覚えておくと、より充実した旅になるでしょう。

月間約100万人が訪れるグランピング専門メディア「リゾートグランピングドットコム」編集部。これまでに累計150本以上のグランピング施設紹介記事や体験レポートを執筆し、グランピング施設の企画・開発から運営、集客コンサルティングまでを幅広く手掛ける。