
2026年9月15日

九州西部に位置する長崎は、日本の近代開国史や原爆、平和教育において重要な都市です。現在、香港や台湾から長崎への定期直行便は限られているため、主に福岡空港や長崎空港を経由し、電車やバスなどを利用して市内へ向かいます。主な観光スポットには、稲佐山の夜景、グラバー園、出島、長崎原爆資料館などがあります。今回は、長崎旅行を計画している方に向けて、観光・交通・グルメ・宿泊情報を紹介します。
目次

稲佐山は標高333メートルで、「1,000万ドルの夜景」とも称される長崎を代表する夜景スポットです。モナコ、上海とともに世界新三大夜景としても知られています。昼間には雲仙方面まで見渡すことができ、夜になると長崎港を囲む街の灯りが美しい景色を作り出します。
住所:長崎県長崎市大浜町364 稲佐山公園
電話:095-861-7742(稲佐山公園管理事務所)/095-861-3640(長崎ロープウェイ問い合わせ)
営業時間:8:00~22:00(山頂展望台は24時間開放、ロープウェイ/スロープカーは9:00~22:00)
アクセス:長崎駅から長崎バスで約12分、「稲佐山中腹」下車後徒歩約15分、または淵神社駅からロープウェイを利用
公式サイト:https://inasayama.info/

グラバー園は1974年に開園し、旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅など、明治時代の洋館9棟を移築・復元した観光施設です。現存する日本最古級の木造洋風建築として知られ、2015年には世界遺産の構成資産の一つとして登録されました。
住所:長崎県長崎市南山手町8-1
電話:095-822-8223
営業時間:8:00~18:00(最終入園17:40)※夜間開園期間は別途設定
アクセス:長崎電気軌道「大浦天主堂」電停下車、徒歩約5分
公式サイト:https://glover-garden.jp/

出島は1636年に造られた人工島です。1641年から218年間、江戸幕府の鎖国時代において、日本と西洋をつなぐ重要な貿易の窓口となりました。コーヒーやチョコレートなども、海外との交流を通じて日本に伝わったとされています。園内では江戸時代末期から明治時代にかけての商館建築が再現されており、歴史や文化が好きな旅行者におすすめです。
住所:長崎県長崎市出島町6-1(出島総合案内所)
電話:095-821-7200
営業時間:8:00~21:00(最終入場20:40)
アクセス:長崎電気軌道「出島」電停下車
公式サイト:https://nagasakidejima.jp/

長崎原爆資料館は1996年に開館し、1945年8月9日の長崎原爆投下前後に関する貴重な資料や再現模型などを展示しています。戦争の歴史を学び、平和について考えるための重要な観光スポットです。
住所:長崎県長崎市平野町7番8号
電話:095-844-1231
営業時間:8:30~17:30(4月・9月~翌年3月)/8:30~18:30(5~8月)
最終入館時間:閉館30分前
休館日:12月29日~31日
アクセス:長崎電気軌道「原爆資料館」電停下車、徒歩約5分

軍艦島の正式名称は「端島」です。その外観が軍艦に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。2015年には世界遺産の構成資産の一つとして登録され、かつては海底炭鉱によって栄えた島として知られています。上陸できるかどうかは、その日の天候や海の状況によって決まります。
出発地:長崎港内の各桟橋(常盤桟橋周辺など、運航会社によって集合場所が異なります)
主な運航会社電話:095-822-5002(八重海運/8:15~17:00)
所要時間:上陸+周遊で約2.5~3時間
注意事項:出発前に当日の運航状況と上陸可否を確認してください。台風シーズンは欠航になる場合があります。
公式サイト:https://www.gunkanjima-concierge.com/

長崎新地中華街は、日本三大中華街の一つです。長崎ちゃんぽん、皿うどん、角煮まんじゅうなどの長崎グルメを楽しむことができます。夜にはランタンが灯り、旧正月の時期には長崎ランタンフェスティバルが開催され、多くの観光客で賑わいます。
住所:長崎県長崎市新地町周辺
アクセス:長崎電気軌道「築町」または「新地中華街」電停下車
公式サイト:https://www.nagasaki-chinatown.com/
ハウステンボスは、日本最大級のテーマパークです。17世紀のオランダの街並みを再現しており、四季折々の花々や世界規模のイルミネーションで知られています。日帰り観光はもちろん、一泊して夜のイルミネーションや光のショーを楽しむのもおすすめです。
住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
電話:0570-064-110(ハウステンボス総合案内センター/9:00~17:00)
アクセス:長崎駅からJRで約1時間30分、福岡・博多駅から特急で約1時間45分
公式サイト:https://www.huistenbosch.co.jp/
| 出発地 | 交通手段 | おおよその所要時間 | 参考料金 |
|---|---|---|---|
| 香港 → 長崎 | 直行便なし、福岡空港経由で特急かもめ/高速バス | 飛行機約3.5時間+乗り換え約1.5~2時間 | 航空券・JRパスにより異なる |
| 台北 → 長崎 | 直行便なし、福岡空港経由 | 飛行機約2.5時間+乗り換え約1.5~2時間 | 航空券・JRパスにより異なる |
| 福岡(博多) → 長崎 | JR西九州新幹線・特急かもめ | 約1時間20~30分 | 約5,000円前後 |
| 福岡 → 長崎 | 九州号高速バス | 約2時間 | 約2,900円~ |
| 長崎空港 → 長崎市内 | リムジンバス | 約45分 | 約1,000円 |
| 市内交通 | 長崎路面電車 | 利用区間による | 主要観光スポットへの移動に便利 |
※上記の料金や所要時間は参考情報です。実際の最新情報は、JR九州、西鉄バス、長崎電気軌道などの公式発表をご確認ください。

九州・長崎県平戸市に位置する、1日1組限定のドーム型グランピング施設です。海を眺めながら、夜には満天の星空を独占するような特別な宿泊体験を楽しむことができます。宿泊者には温泉券がプレゼントされ、近隣のホテルでパノラマ露天風呂を利用することもできます。夕食には炭火BBQが用意され、口の中でとろけるような長崎牛を味わうことができます。
稲佐山展望台、グラバー園、出島、長崎原爆資料館、軍艦島は、多くの旅行者に人気の代表的な観光スポットです。時間に余裕がある場合は、ハウステンボスや長崎ペンギン水族館を追加するのもおすすめです。
現在、定期的な直行便はありません。まず福岡空港へ向かい、その後JRや高速バスを利用して長崎市内へ移動する方法が一般的です。追加で約1.5~2時間ほどかかります。
JR特急かもめに乗り、博多から長崎駅まで約1時間20分~30分です。予算に限りがある場合は、高速バス「九州号」を選ぶこともでき、約2時間で、運賃も比較的安いです。
軍艦島への上陸は、天候や海の状況に大きく左右されます。風や波が強い場合、または長崎市から運航停止の案内が出ている場合は、島への上陸ができず、周遊のみとなることがあります。出発前に当日の運航状況を確認することをおすすめします。
長崎カステラ、五三焼カステラ、長崎ペンギン水族館のオリジナルグッズ、軍艦島関連の記念品などがおすすめです。
長崎は、日本の開国の歴史、平和教育、そして美しい海の景色が融合した魅力的な旅行先です。市内では稲佐山の夜景やグラバー園を楽しみ、さらに軍艦島やハウステンボスまで足を延ばせば、より充実した長崎旅行を楽しむことができます。長崎をじっくり観光するなら、3~4日間の旅行がおすすめです。また、旅の途中で普通のホテルとは異なる特別な宿泊体験をしたい場合は、海を眺めながら自然を楽しめる九州のグランピング施設も、ぜひ選択肢に加えてみてください。
※写真提供:長崎県観光連盟

月間約100万人が訪れるグランピング専門メディア「リゾートグランピングドットコム」編集部。これまでに累計150本以上のグランピング施設紹介記事や体験レポートを執筆し、グランピング施設の企画・開発から運営、集客コンサルティングまでを幅広く手掛ける。