
2026年10月9日

日本全国には3,000か所以上のキャンプ場があります。日本ではどこでも自由にテントを張れるわけではなく、基本的には正式なキャンプ場を利用する必要があります。一般的なキャンプ場の料金は1サイト1泊約3,000~8,000円、グランピングは1人約20,000円~が目安です。特に人気のキャンプエリアは、富士山周辺のふもとにあるキャンプ場や本栖湖、河口湖など。キャンプのベストシーズンは4~5月と10~11月です。今回は、日本のおすすめキャンプエリアをはじめ、料金、ルール、ベストシーズン、アクセス方法までまとめて紹介します。自由に各地を巡りたい場合は、日本でキャンピングカーをレンタルするのもおすすめです。台湾からの旅行者は運転免許証の日本語翻訳文、香港からの旅行者は国際運転免許証が必要です。
目次
日本のキャンプスタイルは、大きく3種類に分けられます。自分でテントを設営する一般的なキャンプ、キャンピングカーなどで移動しながら宿泊する車中泊、そしてテントやベッド、食事などがあらかじめ用意されているグランピングGlampingです。
| 種類 | 設備 | 参考料金(1泊) | おすすめの旅行者 |
|---|---|---|---|
| 一般キャンプ | 持参または現地レンタル | 1サイト約3,000~8,000円 | キャンプ経験者、車でキャンプを楽しみたい人 |
| キャンピングカー | 車内にベッドなどを完備 | レンタル1日約15,000~30,000円~ | 複数の観光地を巡りながら旅行したい人 |
| グランピング | 必要な設備がほぼすべて揃っている | 1人約20,000円~(夕食・朝食付きの場合が多い) | カップル、ファミリー、初めてキャンプをする人 |
上記の料金は参考情報です。実際の料金については、各キャンプ場やレンタカー会社の公式サイトをご確認ください。

富士山周辺のキャンプ場は、静岡県の朝霧高原エリアなどに点在しています。広大な草原が広がり、視界を遮るものが少ない場所では、テントを開けた瞬間に目の前に富士山が広がる絶景を楽しめます。また、富士山周辺にはアニメ『ゆるキャン』の舞台やモデルとして知られるスポットもあります。

富士五湖の最西端に位置する本栖湖畔のキャンプ場です。旧千円札の裏面に描かれていた富士山は、本栖湖周辺から望む景色がモチーフとして知られています。湖畔のキャンプサイトからは富士山と湖面に映る「逆さ富士」を眺められることもあり、早朝の風景を撮影したい人にもおすすめです。
住所:山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
アクセス:車でのアクセスが中心。河口湖ICから約30分。
河口湖周辺は富士五湖の中でも交通アクセスが便利で、新宿から高速バスを利用すれば約2時間でアクセスできます。湖畔には複数のキャンプ場やグランピング施設があり、大石公園や忠霊塔などの人気観光スポットとあわせて巡ることもできます。
| エリア | スポット | ベストシーズン | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 美瑛、十勝、支笏湖 | 7~9月 | 夏でも涼しく、花畑や星空を楽しめる |
| 長野 | 八ヶ岳、白馬、伊那谷 | 5~10月 | 高原の避暑地、南北アルプスの絶景 |
| 関西 | 京都近郊、琵琶湖 | 4~11月 | 京都観光と組み合わせやすい |
| 九州 | 阿蘇、九重 | 3~11月 | 火山草原の風景と豊富な温泉 |

河口湖北岸の視界を遮るものが少ない高台に位置するグランピング施設です。悪天候の日でも全天候型の専用BBQスペースで食事を楽しめ、テント内からは富士山と河口湖のパノラマビューを望めます。全天候型BBQスペースでは、甲州ワインビーフや富士の介など、山梨県ならではの食材を味わえます。河口湖周辺でキャンプ気分を楽しみたい人に人気の施設です。

忍野村の清流沿いに位置する、山梨県初の温泉付きグランピング施設です。全棟に天然温泉風呂を完備しています。ドーム型テントのほか、1日1組限定の一棟貸切型リゾートヴィラも用意されています。敷地内には21㎡のプライベートプール、独立したパウダールーム、温泉風呂などを完備。夕食では甲州牛のサーロインステーキやサーモンのハーブ焼きなどを楽しめます。11月~5月には山梨ワインを使った洋風鍋も用意されており、秋冬のグランピングにもおすすめです。

山梨県・河口湖エリアに誕生したグランピングリゾートです。客室には高濃度バナジウム鉱泉風呂やサウナを備え、プライベートプール付きのプレミアムスイートヴィラも用意されています。食事では、地元食材を使用した2種類のBBQプランから選択できます。また、管理棟にあるバーではドリンクを好きなだけ楽しめます。
いいえ。日本では多くの公園やビーチ、河川敷などで無断でテントを設営することは禁止されているため、基本的には正式なキャンプ場を利用する必要があります。「道の駅」は一般的に休憩を目的とした施設であり、テントを設営して宿泊する場所ではありません。自由に移動しながら旅行したい場合は、キャンピングカーをレンタルし、車中泊が認められているキャンプ場や施設を利用する方法があります。
一般的なキャンプ場は、1サイト1泊約3,000~8,000円が目安です。キャンプ場によっては、別途人数や車両ごとに料金が必要になる場合もあります。グランピングは1人1泊約20,000円~が目安で、夕食・朝食や寝具などが含まれている施設も多くあります。実際の料金については、各キャンプ場や施設の公式サイトをご確認ください。
Snow Peak、Coleman、mont-bellなどのブランドは、日本各地の主要都市に直営店や取扱店舗があります。短期間の旅行であれば、キャンプ用品を現地でレンタルするか、道具を持参する必要がないグランピングを選ぶのもおすすめです。
グランピングの場合は基本的な設備が揃っているため、着替えや防寒用のアウターなどを準備すれば気軽に楽しめます。一般的なキャンプの場合は、テント、寝袋、マット、照明、焚き火台などを用意する必要があります。キャンプ場によってはレンタルも可能です。山間部は朝晩の寒暖差が大きいため、特に秋冬は十分な防寒着を準備しましょう。
日本でのキャンプは、富士山の麓にテントを張って星空を眺めたり、キャンピングカーで北海道を巡ったりと、一般的なホテル旅行とは異なる特別な思い出を作れるのが魅力です。利用するキャンプ場は事前に予約し、ゴミの分別や利用時間など、各施設のルールを守ることも大切です。たくさんのキャンプ用品を持ち運びたくない場合は、エアコンや温泉、BBQディナーなどが用意されたグランピングを選べば、初心者でも気軽にアウトドア体験を楽しめます。

月間約100万人が訪れるグランピング専門メディア「リゾートグランピングドットコム」編集部。これまでに累計150本以上のグランピング施設紹介記事や体験レポートを執筆し、グランピング施設の企画・開発から運営、集客コンサルティングまでを幅広く手掛ける。