
2026年10月9日

福岡市内の冬の平均気温は約7℃で、最も寒い1月の平均最低気温は約3.5℃です。平地では時折雪が舞うことがありますが、積雪することはあまりありません。本格的な雪景色を楽しみたい場合は、英彦山などの山間部がおすすめです。冬の福岡では、牡蠣や「あまおう」いちごなどの旬の味覚に加え、柳川のこたつ舟も楽しめます。今回は、福岡の冬ならではの観光スポットや冬におすすめの宿泊施設をまとめて紹介します。
目次
福岡は比較的温暖な気候で、冬は東京よりやや暖かいものの、北側の玄界灘から吹く海風によって体感温度が実際の気温より低く感じられることがあります。以下は、福岡管区気象台の観測地点における気候平年値です。
| 月 | 平均最高気温(℃) | 平均気温(℃) | 平均最低気温(℃) |
|---|---|---|---|
| 12月 | 12.6 | 8.9 | 5.6 |
| 1月 | 9.9 | 6.6 | 3.5 |
| 2月 | 11.1 | 7.4 | 4.1 |
データ出典:福岡の気候平年値(気象庁データをもとに整理)https://weather.time-j.net/Climate/Chart/fukuoka
福岡市内では冬に時折雪が舞うことがあります。特に1月下旬~2月上旬の寒波の時期に雪が降ることがありますが、地面に落ちるとすぐに溶けることも多く、積雪するケースはそれほど多くありません。本格的な雪景色を楽しみたい場合は、福岡県南東部の山間部がおすすめです。「英彦山」は福岡を代表する冬の雪景色スポットのひとつで、厳しい寒さになると山中で樹氷が見られることもあります。
住所:福岡県田川郡添田町英彦山
電話:0947-82-1236
公式サイト:https://www.crossroadfukuoka.jp/tw/spot/11612

柳川の川下りでは、冬になると火鉢を入れたこたつを備えた「こたつ舟」が登場します。暖かいこたつに入りながら、船頭の歌を聞き、水郷・柳川の景色をゆっくり楽しめる冬ならではの体験です。運航期間は例年12月1日~翌年2月末頃。大人料金は約1,800~2,000円で、運航会社によって異なります。2月中旬には掘割の水を抜いて清掃する期間があり、運航ルートが短縮される場合があるため、旅行の日程を組む際には注意しましょう。
公式サイト:https://www.fukuoka-now.com/en/event/yanagawakotatsubune25/

福岡市内からアクセスしやすい糸島では、冬になると漁港周辺に「牡蠣小屋」が登場します。水揚げされたばかりの新鮮な牡蠣を、その場で自分で焼いて味わえるのが魅力です。シーズンは例年11月~3月頃。週末は多くの人で混雑するため、予約できる店舗は事前予約をするか、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。多くの牡蠣小屋は15時頃から順次営業を終了します。

福岡の屋台では、冬になると透明なビニールカーテンなどで風を防ぎ、暖かな空間で食事を楽しめます。現在は天神・中洲・長浜の3エリアを中心に約100軒の屋台があり、18時頃から順次営業を開始します。寒い福岡の夜に、熱々の豚骨ラーメンやもつ鍋を味わうのも、冬ならではの楽しみ方です。
公式サイト:https://yokanavi.com/
毎年冬になると、天神や博多周辺では大規模なイルミネーションイベントが開催されます。例年、アクロス福岡のステップガーデンで行われるイルミネーションイベントは11月中旬頃~1月中旬頃まで開催されるほか、福岡タワー周辺では期間限定の屋外スケートリンクが設置されたこともあります。開催期間やイベント内容は年によって異なるため、出発前に公式情報を確認しましょう。
2月は太宰府の梅のシーズンです。太宰府天満宮の境内では梅の花が次々と咲き始め、名物の「梅ヶ枝餅」とともに、冬の終わりから春の訪れを感じられます。天神から西鉄電車を利用して約30分でアクセスできます。

冬は福岡を代表するブランドいちご「あまおう」の旬のシーズンです。福岡市内の多くのスイーツ店では、いちごパフェや季節限定スイーツが登場します。フルーツ狩りを楽しみたい場合は、郊外の観光農園でいちご狩りを体験するのもおすすめです。

福岡市内から車で約1時間。「吉井百年公園」の高台に位置し、開放感あふれる景色を楽しめるグランピング施設です。3種類の異なるグランピングテントから、好みのスタイルに合わせて選べます。夕食では、香ばしく焼き上げたスモークポークリブや豪快な厚切りポークステーキ、色鮮やかなトマトとガーリックを使ったスペイン風煮込み料理などを楽しめます。

九州・福岡県福津市に位置し、玄界灘を望むグランピング施設です。九州や福岡の食材をふんだんに使用した豪華なグランピングBBQを楽しめ、福岡県産和牛や新鮮な魚介類などが提供されます。管理棟では、さまざまなフレーバーのジェラートも楽しめます。各棟には専用BBQスペースのほか、個別のトイレとバスルームを完備しており、プライベートな空間で快適に滞在できます。
可能性はそれほど高くありません。12月の福岡市内の平均最低気温は約6℃で、通常は雪が降ることは少ないものの、年末年始に強い寒波が到来すると、一時的に雪が舞う可能性があります。雪景色を見たい場合は、1月下旬~2月上旬頃に英彦山などの山間部を訪れるのがおすすめです。その際は、現地の天気予報や道路の凍結情報も確認しましょう。
12月には天神や博多の冬イルミネーションを楽しめるほか、屋台でラーメンやもつ鍋を味わったり、糸島の牡蠣小屋を訪れたり、12月1日頃から始まる柳川のこたつ舟を体験したりできます。また、12月は「あまおう」が出回り始める時期でもあり、市内のスイーツ店ではいちごを使った季節限定メニューが次々と登場します。
設備が整った施設や客室を選べば、冬でも快適に過ごせます。福津の「GLAMPDOME FUKUOKA FUKUTSU」では、各棟に空調設備、バスルーム、トイレなどが用意されており、室内では暖かく過ごせます。冬に特に寒さを感じやすいのは屋外でBBQを楽しむ時間帯です。ダウンジャケットや防寒アイテムを用意しておけば、冬の海や星空を快適に楽しめます。
2泊3日~4泊5日程度がおすすめです。3日間なら福岡市内、糸島、福津の海沿いエリアを巡ることができます。5日間あれば柳川や太宰府を追加したり、さらに由布院や別府まで足を延ばして温泉を楽しんだりすることもできます。冬の福岡は17時30分頃には日没を迎えるため、屋外の観光スポットは早めの時間帯に組み込むのがおすすめです。
福岡の冬は比較的温暖で雨が少なく、平地では積雪も少ないため、初めて日本の冬を体験する旅行先としてもおすすめです。牡蠣、あまおういちご、屋台グルメ、柳川のこたつ舟など、冬だからこそ楽しめる季節限定の體験も豊富です。福岡の冬をより満喫するなら、旅程に海辺や森林に囲まれたグランピングでの1泊を加えてみるのもおすすめです。

月間約100万人が訪れるグランピング専門メディア「リゾートグランピングドットコム」編集部。これまでに累計150本以上のグランピング施設紹介記事や体験レポートを執筆し、グランピング施設の企画・開発から運営、集客コンサルティングまでを幅広く手掛ける。